オレたちゲーセン族

これはハムスター社が復刻元となるメーカーに許諾を得て出している物だが、強いて言えば、PS2をエ○ュ○ー○ー代わりにしているようなものに近いとも言える。使用メディアはCDーROMなのだが、昔のゲーム(ゲームに映像関連を含めたものはこの限りではない)一本はこれで収まる、と言うことなのだ。例外として、タイトーメモリーズ上・下巻は25本のソフトを収録している事もあり、こちらの使用メディアはDVD−ROMである。ゲームの収録数が違うと、さすがにCDでは無理なのだろう。とは言え、収録ゲーム目当てに購入するユーザーもいる訳で、これがすぐに出来ないのは何とももったいない。今では、自社HPでコマンドを公開するくらいだから、よほど出現条件に無理があったのかもしれない。他はナムコミュージアムvol.1〜5+アンコールである。こちらはPSで発売していたもの故、メディアはCD−ROM。ゲームは5〜6本収録している。容量的にもこれぐらいが限界だったのかもしれない。こちらの場合は、ゲームだけではなく、当時の資料・ちょっとしたテクニックなどを掲載しているのだから、仕方がないといえば、そこまでなのか。あとは、カプコンテクモ(旧社名テーカン)も色々と出しているのだが、復刻を出すと、意外と不具合もあるようだ。テクモヒットパレードに収録されているボンジャックの音楽も何らかの著作権があったようで、こちらは音が出ない(=収録されていない)状態でゲームをプレイするしかないわけである。これだけでも、ゲーム性を失ったりすることもある。アーケード版をプレイしている人にとっては、味気ないものに仕上がっている、とも言えるだろう。これからも、古いアーケードゲームに関しては、家庭用で復刻されるものも少なくないんだし、当時(=オリジナル)を知る人にとって、懐かしく思えるぐらいの移植をしていただきたいものである。音楽に関する著作権に関しても例外ではないのだが・・・